これまで3回の引っ越しを経験してきた我が家。
駅近・駅遠物件それぞれ住んだ経験があります!
一般的には駅近物件の方が需要があり人気も高いですが、実際に住んでみて駅遠物件にも魅力が様々あることが分かりました。
・駅近物件に住んでみて感じたメリット・デメリット
・駅遠物件に住んでみて感じたメリット・デメリット
・駅近物件vs駅遠物件、それぞれどんな人におすすめ?
5年間で3回引越しを経験した我が家ですが、全てマンションを購入して住んでいました。
その5年間でライフスタイルや家族構成にも大きな変化があったことが住まいの選択にも影響していたと感じています。
そんな我が家のライフステージも紹介しつつ、その当時に「駅近」「駅遠」それぞれを選択した経緯や実際に住んでみて感じたメリット・デメリットを紹介していきます。
※我が家は自家用車を所有しておらず徒歩を前提とした記事の内容となっています。
【2024年末に注文住宅が完成予定!】
アラサー夫婦+1歳娘+ネコ2匹の5人暮らし
3度のマンション購入&売却を経験
娘とネコが楽しく過ごせる家づくりを目指してます
住宅メーカー:県民共済住宅(建設地は埼玉県内に限定)
敷地面積は30坪弱、延床面積は約33坪
2023年度末に契約、2024年5月に着工!
<こんな家を建設予定>
3LDK+書斎/アイランドキッチン/2階リビング/広々LDK/3帖ファミクロ/猫用DIY
各物件の紹介&当時のライフスタイル
5年間で3回の引越しを経験した我が家ですが、それぞれの住まいで我が家のライフスタイルは大きく変化していました。
ライフスタイルの変化は物件選びにも大きく影響すると思うので、まずは各物件の紹介に加えて我が家の当時のライフスタイルも紹介していきます。
1軒目:A市の駅近新築マンション
初めて購入したマンションは駅から徒歩8分の新築マンションで2年ほど住んでいました。
駅ビルにはクリニックやレストラン、衣料品店、雑貨店、輸入食品店などの店舗が入り、駅周辺にはスーパーや居酒屋、スポーツクラブなどが立ち並び、日常生活を送る上では十分な環境でした。
当時の家族構成は夫婦2人と猫2匹。
いずれ家族が増えることを想定し、4LDK・85平米ほどの部屋を選択しました。
2軒目:B市の駅遠中古マンション
2軒目のマンションは駅から徒歩17分で築30年ほどの中古マンションで1年ほど住んでいました。
大型の商業施設が駅に隣接しているだけでなく、大型の会員制倉庫や家具店が立ち並ぶなど、駅まで行けば何でも揃う便利な街でした。
マンション周辺にはスーパーも入った大型の総合ディスカウントストアがあり、日用品や食品などを買い揃えるのに困ることはありませんでした。
当時の家族構成は夫婦2人と猫2匹でしたが、引っ越してから9ヶ月ほど経過したタイミングで子どもが生まれました。
部屋の広さは135平米ほど、間取りは4LDKとかなりゆとりのある広さのお部屋でした。
3軒目:C市の駅近新築マンション
3軒目のマンションは駅から徒歩5分の新築マンションで1年ほど住んでいました。
駅周辺にはスーパーや雑貨店などのお店があり、食品を購入することには困らない街でした。
一方で食品以外を購入するお店やクリニック等はなかったため、2〜3駅隣の駅まで出かけることが多くありました。
当時の家族構成は夫婦2人と猫2匹と子どもが1人。
部屋の広さは70平米ほど、間取りは3LDKで前回の家と比べるとコンパクトなお部屋でした。
駅近物件に住んでみて感じたメリット・デメリット
3つの物件に住んできた我が家、実際に駅近物件であるA市・C市のマンションに住んでみて感じたメリット・デメリットは以下のとおりです。
A市に住んでいた際に感じたメリット・デメリット
駅近物件A市のメリット
・商業施設など利便性の高い施設が多い
・電車に乗るまでのハードルが低い
・都心へのアクセスも良好
・比較的売却しやすい
駅近物件A市のデメリット
・物件価格が高い傾向にある
・開発による環境の変化の懸念がある
・交通量が多く時に騒音が気になることも
・一部歩道がなく街灯の少ない道路があった
過去3つの物件に住んでいた中で、結果的に最も暮らしやすかったと感じたのがA市のマンション。
駅近で電車に乗るハードルも低く、電車にさえ乗ってしまえば都内にも短時間でアクセス可能ということで、交通利便性の高い街でした。
とはいえ日常生活で必要なものは駅前周辺のお店で全て揃えることができるため、生活する上で困ることは全くといって良いほどありませんでした。
当時は子どもがおらず足りていなかった視点にはなりますが、公園も徒歩圏内に数カ所あり、スポーツクラブや塾などの習い事ができる施設も複数あり、子育てしやすい環境と言えそうです。
一方で駅周辺の開発が検討されているため環境が大きく変わる懸念や、駅に近いことから物件価格が高いというのはデメリットと言えるかもしれません。
C市に住んでいた際に感じたメリット・デメリット
駅近物件C市のメリット
・電車に乗るまでのハードルがかなり低い
・2,3駅隣まで行けば何でも揃う
駅近物件C市のデメリット
・駅前周辺はスーパーなど最低限の施設のみ
・週2,3回は買い物のために数駅隣へ行く必要あり
・都心へのアクセスが良くはない
・子どもが遊べる場所が限定的
・開発による環境の変化の懸念がある
過去住んだ3つの物件の中で、何かと不満が多かったのがこの物件でした。
駅近の新築マンションと聞くと快適な生活をイメージできますが、実際に暮らしてみると不便な点が多々出てくることに。
駅前で利用頻度の高いお店はスーパーのみで、その他日用品や子ども用品を買い揃えるためには2,3駅隣まで行く必要がありました。
また都心へ出るにも時間がかかるのも、通勤時に不便を感じるポイントでした。
子どもがハイハイして歩けるようになるまでの期間過ごした街でしたが、子どもを遊ばせられる施設も最寄り駅にはなく、週の半分以上は電車で出かける日々。
限られた期間とはいえ、徒歩圏内にそういった施設があれば便利だったなと日々感じていました。
そして部屋の広さも本物件の前に住んでいた時と比べ半分の広さになり、圧迫感を感じるポイントとなりました。
駅遠物件に住んでみて感じたメリット・デメリット
続いて駅遠物件に住んでみて感じたメリット・デメリットを紹介していきます。
駅近物件B市のメリット
・駅前まで行けば何でも揃う
・子どもが楽しめる場所が多い
・マンション近くには何でも揃うスーパーあり
・物件価格が安く広い部屋が購入できる
・自然が多くのどかな雰囲気で住み心地が良い
駅近物件B市のデメリット
・電車に乗るまでのハードルがとても高い
・都心へのアクセスが悪い(通勤が大変)
・真冬や真夏、悪天候時は駅までの道のりが大変
・車がないと不便な面が多々あり
・街灯が少なく夜道が怖い
駅遠物件とは言え、住み心地の良さや子育てする環境としてはとても良かったのがこの物件。
マンションの近くにはスーパーの入った大型ディスカウントショップがありちょっとした買い物は全てそこで済ませることができました。
そして駅まで行けば大型商業施設もあり、子どもを遊ばせられるスペースや飲食店なども豊富にありました。
子どもが生まれる前後で電車に乗る機会が極端に少ない時期だったこともあり、駅周辺で十分生活が完結できました。
また駅遠で中古物件だったこともあり、物件価格も抑えめで広い部屋の購入も可能でした。
個人的にはとても好きな街で良い物件でしたが、夫の通勤面や子どもの習い事や学区を考えて早めに引っ越すこととなりました。
3つの物件の個人的住みやすさをまとめると次の表のような感じになります。
比較項目 | A市の新築マンション | B市の中古マンション | C市の新築マンション |
---|---|---|---|
駅からの距離 | ○近い | ×遠い | ○近い |
駅前商業施設の充実度 | ○ | ○ | × |
物件価格 | ×高い | ○安い | ×高い |
物件の広さ | △普通 | ○広い | △普通 |
都心(職場)へのアクセス | ○良い | ×悪い | △普通 |
閑静さ | △普通 | ○静か | △普通 |
個人的住みやすさ順 | 1位 | 2位 | 3位 |
A市とC市の物件を比べると、同じ駅近物件とはいえ駅周辺の商業施設の充実度は住みやすさに大きく影響すると感じました。
また生活スタイルや出勤の必要性の有無によっては、駅近でなくとも快適に暮らせることも判明。
車を所有しているかどうかによっても生活範囲は変わってくると思いますが、車を持っていない我が家でも駅から20分ほどの物件でも駅周辺が充実していれば十分快適に住めると感じました。
駅近物件vs駅遠物件、それぞれどんな人におすすめ?
駅近物件と一口に言っても、駅周辺の商業施設がどれだけ充実しているかが住みやすさを決める判断材料になりそうだということがわかりました。
どんなに駅近でも周辺に商業施設がなければ別の駅に行く必要が出てくるため、その分時間も電車を利用する交通費もかかってきます。
一方で商業施設が充実した駅遠物件は、ギリギリ徒歩圏内だったこともあり電車に乗らずとも生活を完結することができます。
これらの理由から、駅近・駅遠物件はそれぞれこんな方におすすめできそうです。
駅近物件はこんな人におすすめ
・都心へのアクセスを重視する方
・物件価格が高くなるのを許容できる方
・電車を利用する頻度が高い方
駅遠物件はこんな人におすすめ
・眺望や専有部の広さ、周辺環境の良さを重視したい方
・長距離歩くことが苦ではない方、散歩が好きな方
・電車を利用する頻度が低い方
ライフステージによっても駅近・駅遠のどちらを選ぶかは変わってくると思うので、長いスパンで考えるのも重要ですね。
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まとめ:住みやすさを決める要素は人それぞれ違う!
本記事では駅近・駅遠の物件に住んでみて感じたメリット・デメリットを紹介しました。
比較項目 | A市の新築マンション | B市の中古マンション | C市の新築マンション |
---|---|---|---|
駅からの距離 | ○近い | ×遠い | ○近い |
駅前商業施設の充実度 | ○ | ○ | × |
物件価格 | ×高い | ○安い | ×高い |
物件の広さ | △普通 | ○広い | △普通 |
都心(職場)へのアクセス | ○良い | ×悪い | △普通 |
閑静さ | △普通 | ○静か | △普通 |
個人的住みやすさ順 | 1位 | 2位 | 3位 |
一般的には駅近物件は利便性も高く人気が高い傾向にありますが、駅遠でも物件の周辺環境・駅前施設が充実していることで生活はしやすいと感じました。
駅近で都内へのアクセスが良く駅周辺環境が充実した物件を選びたいものですが、どうしても金銭的な制約は出てきますよね。
その際他の選択肢を検討することとなりますが、住みやすさを決めるポイントはそれぞれのライフスタイルによって異なるものです。
本記事が自身の生活スタイルに合った物件を見つかる手助けになれば幸いです!
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