1歳前後の乳幼児を連れて電車に乗るのって緊張しますよね。
乗車中はいつどんなタイミングで機嫌を悪くして泣き出すか分からずヒヤヒヤな時間を過ごすことになりますが、乗車時間が長いほど心配は増す一方。
とはいえ電車を利用しないとどこにも出かけられないのが現状で、自家用車を持たない我が家の移動手段は電車か徒歩の2択。
週に2回は1時間近く電車に乗り、月に1回は片道2時間半の親戚の家まで出かけていました。
小さい子を連れての電車移動はかなり大変ですが、ぐずり対策をすることで長時間の乗車もどうにか乗り越えてきました。
・1歳前後の子どもの電車移動で気をつけること
・1歳前後の子どもの電車移動を乗り切るための必需品
・1歳前後の子どもの電車移動を乗り切る方法
小さいお子さんを連れての電車移動でお悩みの方や、まだ電車に乗り慣れていない方の参考になれば嬉しいです!
1歳前後の子どもの電車移動で気をつけること
トラブルを避けるためにも、電車で移動する際には気をつけておくと良いポイントがあります。
- 常に子どもから目を離さない
- ベビーカーの扱いには注意
- 可能な限りラッシュ時間を避けて空いている時間を狙う
- 時間に余裕を持ち車内では臨機応変に対応
常に子どもから目を離さない
ベビーカーに乗せていることもあれば抱っこ紐で抱っこしていることもあると思いますが、子どもからは目を離さないようにしましょう。
特に1歳前後のお子さんは、抱っこしていても隙間から手を伸ばして他の乗客の方やバッグなどに触れようとすることもあります。
静かな時ほど真剣にイタズラをしていることもあるので、トラブルを避けるためにも気をつけて見ておきましょう。
ベビーカーの扱いには注意
ベビーカーを持参しての乗車でも注意しておくと良いポイントがあります。
ベビーカーは邪魔にならない場所に置く
車内でベビーカーを置く場所には注意が必要です。
電車にもよりますが、ベビーカーを置くためのスペースが確保されている車両が増えてきています。
もし電車にベビーカースペースがあれば、そちらを積極的に利用すると良いでしょう。
またそのようなスペースがない場合には、乗り降りする入り口付近は避けなるべく扉の端にくっつけて置くと邪魔になりにくいです。
ベビーカーのタイヤ(キャスター)は必ずロックする
そしてタイヤは必ずロックしておきましょう。
しっかり手で握っておくだけでは急に大きな揺れに襲われた時に危険です。
タイヤにロックをかけた上で、ベビーカー自体も手でおさえておくと安心です。
可能な限りラッシュ時間を避けて空いている時間を狙う
待ち合わせの時間がない場合には、なるべくラッシュの時間を避けてお出かけすると良いでしょう。
何度かやむを得ない事情のためラッシュの時間帯に乗車したことがありますが、かなり大変なことに…
朝と夕方の通勤ラッシュのタイミングでベビーカーの移動は非常にハードルが高いので、可能であれば抱っこ紐にするなどしておくと安心です。
時間に余裕を持ち車内では臨機応変に対応
特にベビーカーの移動では階段やエスカレーターが使えないことによる時間のロスが大きいので、時間に余裕を持っておくと良いです。
特にターミナル駅ではスーツケースや大荷物を持った方も多く、エレベーターに乗るまでに時間がかなりかかります。
余裕を持って安全に電車に乗り込むためにも数本早めに到着する電車に乗っておくと安心です。
また車内では子どもの様子を見つつ、状況に応じて臨機応変に対応しましょう。
どうしてもぐずりが収まらない場合には「一度電車を降りる」「空いている車両に移動する」など、周りの方への配慮も忘れずに行動しておくとトラブルを避けやすいです。
1歳前後の子どもの電車移動を乗り切るための必需品や方法
それでは早速、電車移動を乗り切るための必需品や方法を紹介していきます!
乗車したら下記の順番で娘のご機嫌取りに臨んでます。
- 車外の景色を見ながらコミュニケーションを取る
- はまっているおもちゃで遊ぶ
- 抱っこして気分転換
- 動画を見せる
- 最終手段はお菓子
それぞれ詳しく見ていきます。
車外の景色を見ながらコミュニケーションを取る
上の写真は、新幹線に乗った際の写真になります。
もし座席に座ることができたら窓の外を一緒に見ながら、「ブーブーだね」「大きいお山が見えるね」などお話をして過ごします。
現在は娘も1歳半になり、車など特定のものを指差しながら楽しそうにする姿も見られます。
ところが食いつきが良い一方で飽きが来るのも早い娘。
イヤイヤモードに差し掛かる前に次の手を打ちます。
はまっているおもちゃで遊ぶ
機嫌を見てベビーカーに座れそうであれば、座らせた状態でその時はまっているおもちゃで遊ばせます。
車内でも迷惑にならないサイズの音が出ないおもちゃを選びます。
生後6ヶ月頃〜1歳目前までの割と長期間はまっていたのがこちらのおもちゃ。
紐も付いているので、おもちゃクリップやベビーカーの肩ベルトに通して落ちないようにしていました。
10個の指先遊びができるということで、ボタンを引っ張ったり押したり食べたりしながら長時間飽きずに遊んでくれていました。
脳の体操にもなるということで、親としてもありがたいと思いながら遊ばせていました。
ちなみにベビーカーについているもう一つの黄色いおもちゃ(歯固め)もお気に入りでした。
<ボール型歯固め>
色々な歯固めを試してきた中でもこのタイプが一番噛み心地が良かったようで、自宅だけでなくお出かけの際にも必ず持っていくようにしていました。
そしてだんだんとお気に入りのおもちゃのも変わっていき、1歳過ぎ〜1歳半の現在、電車に持ち込んでいるおもちゃはこちら。
<アンパンマン えほん>
アンパンマンが大好きすぎる娘、ただの絵本ではなくさまざまな仕掛けがあるおもちゃなので、指先を使いながら楽しそうに遊んでくれます。
<ハンドスピナー>
ハンドスピナーも電車に持ち込んでいたおもちゃの一つ。
3点セットなので、電車用、お風呂用、リビング用に分けて使用していました。
ハンドスピナーの裏側には吸盤が付いていて、電車で使用する際にはその吸盤を私が手で持ち、娘に回してもらいながら遊んでいました。
<布えほん>
布えほんをベビーカーにつけている光景を目にする方も多いと思います。
ただ付けているだけではあまり興味を示してくれませんが、一緒にページをめくりつつしかけ遊びをすることで一緒に楽しんでくれます。
<五感シゲキット>
そして電車などの移動時のみならず、旅行先でのおもちゃとしても重宝したのがこちらのおもちゃ。
発達や興味に合わせてアタッチメントを付け替えることで、知育あそびのカスタムが可能な優れもの。
電車内に限らず、気に入ってよく遊んでいました。
<シールブック>
最近ではシールブックに助けられることが多いです。
ペタペタと貼っては剥がしてを繰り返すのが楽しいようで、真剣に遊んでくれます。
そして意外にも夢中になって遊んでくれるのが、親のポーチやバッグのチャック。
おもちゃではないものをいじるのが好きな年齢でもあるので、興味のありそうな物を差し出してみると上手に遊んでくれることもありますよ。
抱っこして気分転換
おもちゃで気を引くことが難しくなってきたら抱っこして様子を見るようにしています。
まだ1歳半と小さいので抱っこ紐に入れて抱っこするか、寄りかかって体勢が安定できる場所で抱っこするようにしています。
抱っこしながら窓の外を見たり、時間帯によってはそのまま寝てくれることもあります。
抱っこ紐を使う頻度は少しずつ減ってきてはいますが、いざという時の大事な場面で利用できることが多いので持ち歩くようにしています。
動画を見せる
あまり頼りたくはないものの、泣き止まず周りに迷惑をかけてしまう場合には動画を見せています。
ただし見せる場合には優先席から離れた席で、音は出さずに見せています。
1歳4〜5ヵ月頃まではかなり有効的な手段で、動画さえ見ていればずっと大人しく座ってくれてました。
しかし1歳半を目前に様子が変わり、好きな動画を流さないと「違う!」と言わんばかりに叫ぶようになってしまい、逆効果になりつつあります。
運良く見たい動画をピンポイントで流せた時には、しばらく静かに見てくれています。
最終手段はお菓子
そして最終手段はお菓子。
電車内での飲食は賛否ありあまり使いたくない方法ではありますが、いざという場面ではお菓子に頼っています。
ただしお菓子あげる時には周りへの配慮含め注意が必要です。
・座席や床にこぼさないようベビーカーであげる
・お菓子ケースを使用する
・においが少なく食べやすいお菓子を選ぶ
飲食がうまくできない年齢のお子さんは、座席や床を汚してしまわないようベビーカーを利用しましょう。
そしてお菓子をあげる際には一口大でにおいの少ないお菓子を選び、スナックケースを使うようにしています。
持ち手がついているスナックケースを利用することで、お子さんの手でもしっかり握れるので安心して渡すことができます。
蓋がついているものを選ぶと保管にも便利なのでおすすめです。
まとめ:周りの乗客にも配慮しつつ子どもとの時間を楽しもう!
本記事では乳幼児連れのママパパに向けて、電車内でのぐずり対策を紹介していきました。
あの手この手でお子さんのご機嫌を取ろうと必死になってしまいますが、落ち着かせようと頑張るほどヒートアップしてしまうこともありますよね。
他の乗客に不快な思いをさせてしまわないか不安になりますが、その緊張感が伝わっているかのように余計泣きじゃくるなんて日もありました。
そんな時は動画を見せたりお菓子をあげたり、お子さんがその時一番求めていることを与えてあげれば良いと思います。
動画を見せていると「最近の子育ては便利で良いわね」なんて言われることもありますが、本当にそのとおり!
紹介したぐずり対策を参考にしていただくことで、電車移動のハードルが少しでも下がることを願っています。
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