【体験談ブログ】中古物件の内覧で注意することは?確認したいチェックリストも紹介!

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中古物件の内覧で注意することは?確認したいチェックリストも紹介!

物件の内覧は、新しい住まいを探す上で将来の生活を想像するための大切なステップです。

とはいえ内覧時にはどこに注目して何を見たら良いのか、特に初めて内覧する方には難しいですよね。

YUKA

我が家は実際に内覧に行く側・受ける側どちらも経験しています。

そこで今回は内覧時にチェックするポイントや注意点、マナーについて解説していきます。

本記事の内容

・内覧時に守るべきマナー
・内覧時にあると便利なもの
・内覧時に確認するべきポイント

これから物件の内覧を行う方はぜひ参考にしてください。

目次

内覧時に守るべきマナー

高い買い物でもあるのでじっくり見たい気持ちもありますが、居住者がいる場合には最低限のマナーを守ることが求められます。

  • 事前に予約をする
  • 質問の準備をする
  • 適切な服装で訪問する
  • 時間に余裕を持って訪れる
  • 物件の中は丁寧に見学する

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1. 事前に予約をする

物件内覧の際は、不動産業者に事前に予約を行います。

現在居住中の物件では住人の都合もありますし、空き物件でも鍵がないと入れない物件がほとんどです。

突然の訪問は避け、きちんと予約をしてから訪れましょう。

予約を取る際は不動産業者に直接連絡を取るか、SUUMOやHOMESなどで気になった物件の問い合わせをして不動産業者に内覧したいという意思を伝えることで予約を取ることができます。

2. 質問の準備をする

内覧は不動産業者や売主に対して質問をすることができるチャンスです。

内覧を一通り終えた後に不動産業者さんから、「売主さんに対して何か質問はありますか?」と聞かれるタイミングがあると思います。

そこで「特に何もありません」と答えるのはもったいないので、居住しているからこそ分かる視点を知るためにも1つは質問を用意しておくと良いでしょう。

ただし売主さんに直接値引き交渉に関する質問をするのはやめましょう。

売主さんに質問できるタイミングは内覧の時だけなので、住んでいるからこそ分かる情報は大切にした方が良いです。

3. 適切な服装で訪問する

住人が居住中の物件もあるため内覧には清潔感のある服装で訪れるよう心掛けましょう。

例えば夏場だからといってサンダルを履いていくのはNGです。

あまりかしこまる必要はありませんが、ラフすぎる格好は避けた方が無難です。

4. 時間に余裕を持って訪れる

内覧時にはじっくりと物件を見学するための時間を確保することが大切です。

急いで見学すると必要な情報を見落としてしまう可能性があります。

余裕を持って訪れ、納得のいくまで物件を観察しましょう。

ただし売主が急いで物件内の片付けをしている可能性もありますので、早く着いても時間通りに訪問するようにしましょう。

早く到着した場合には周りの環境・施設を見て回っても良いでしょう。

5. 物件の中は丁寧に見学する

不動産業者の担当者が各部屋を案内してくれることがほとんどです。

案内された部屋を順番に丁寧に見学していきます。

収納スペースや設備、照明など、生活に影響を及ぼす重要なポイントを見逃さないようにしましょう。

とはいえ住人が居住中の物件ではプライバシーの関係で見せられないところもある可能性があります。

その場合は無理を言って売主を困らせないようにしましょう。

また不動産会社の担当者や売主の許可が出るまでは勝手に物件内の設備をいじってはいけません。

写真撮影や動画撮影をしたい場合にも同様に許可をもらえるまでは遠慮しましょう。

実際に私が売りに出していた際には内覧に来られた方が勝手に収納スペースを開けたり水道の蛇口を開けたりして良い印象を抱かなかった方がいました。

節度を持って内覧するようにしましょう。

内覧時にあると便利なもの

内覧の機会は基本的には1度だけです。

その1度で聞きたいことや確認したいことを後悔なくチェックするためにも、事前準備として下記のものを用意しておくと良いでしょう。

・間取り図や筆記用具
・確認事項をまとめたメモ
・持参予定の家具のサイズのメモ
・メジャー

それぞれ見ていきます。

間取り図や筆記用具

一般的には間取り図は不動産業者の方から当日いただけることが多いです。

図面に寸法などを該当箇所に書き込んでおくとあとで確認しやすくなるので、筆記用具は忘れずに持参しましょう。

確認事項をまとめたメモ

内覧できる時間は限られているので、その中で聞きたいことは全て聞けるよう事前に確認事項をまとめておきましょう。

これも聞いておきたかった…など後から見落としに気づくケースもあるので、確認したい事項をまとめたメモを持参しておくと安心です。

持参予定の家具のサイズのメモ

引っ越しに伴って持参する予定のある家具が決まっている場合には、そのサイズをメモしておくと良いです。

間取り図面上ではどこにどの家具がおさまるか判断がつきません。

内覧時に家具のサイズが分かっていれば実際に確認することができるので、持参予定の家具のサイズはメモして当日確認できるように準備しましょう。

メジャー

上記と関連する内容になりますが、持参する家具のサイズ感を確認するためにもメジャーを持っていくと良いでしょう。

実際に測ってみてどこにどんな家具を置くか想像することで、そこでの暮らしをより具体的にイメージすることができます。

測量する際には売主さんに一言許可をとってからにしましょう。

内覧時に確認するべきポイント

内覧時にチェックすべきポイントは以下の8点。

自分で判断できるポイントもあれば不動産業者や売主さんに聞くことで解決できることもあります。

・周辺環境とアクセス
・建物の外観と構造
・設備の状態
・室内の状態
・防音や日当たり
・管理組合と共用施設
・法的な事項やルール
・感覚的な要素

それぞれ見ていきます。

周辺環境とアクセス

内覧では物件のエントランス前などに現地集合となる場合も少なくないです。

まず待ち合わせ時間までに駅からマンションへのアクセス、道路、歩道などの周辺環境、公園や工場、スーパーやコンビニ等の周辺施設の騒音や景観を観察します。

仲介会社の担当者に車で案内してもらえる場合もありますが、その場合も車内から見られる周辺環境を確認しましょう。

余裕があればやはり自分の足で歩いてみることをおすすめします。

私も実際に自分の足で歩いてみると意外と勾配があるな、道が整備されていないな、喫煙所が近いな、歩くなら近道があるな、など気づきがありました。

建物の外観と構造

マンションに到着したら部屋に入る前に外壁やエントランスの屋根に傷があるかなどの劣化箇所をチェックします。

大きな傷があったり何かが燃えたような跡があった場合には注意が必要です。

気になることがあったら不動産会社の担当者に確認しましょう。

設備の状態

トイレ、キッチン、浴室の水漏れした履歴がないかを確認します。

勝手に水を出すわけにはいかないので、そういったことがないか売主や不動産会社の担当者に質問すると安心。

特に水回りの快適性は生活のしやすさにも大きく影響するので、臭いなど気になる場合は必ず確認します。

エアコンや電気は設置された状態で引き渡されるのか、撤去されるのかも確認しておくと良いでしょう。

また給湯器は約10年で入れ替え時期と言われているので、前回交換から何年経過しているかも確認します。

室内の状態

壁、床、天井に傷や汚れがないか、また床や扉にきしみがないかチェックします。

加えて各部屋は希望の広さか、収納スペースも十分に確保されているかどうかの確認も大切です。

過去にリフォームやリノベーションを行った履歴があるかどうかに加えて、現状壁紙の張り替えやリフォームが必要な状態なのか確認しましょう。

中古の時点で多少の傷や汚れがあることは仕方がないのですが、それが築年数や金額、自分の感覚と照らし合わせた時に許容できるレベルなのかを見極める必要があります。

リフォーム・リノベーションが必要なのであればそこにかかる金額を考慮した上で購入を決断できるのかをしっかりと確認しながら内覧しましょう。

実際に大幅な間取り変更を行いたいという希望がある場合には、構造等を考慮した上で理想のレイアウトに変更が可能かどうかも確認しておくと良いです。

防音や日当たり

隣の部屋や階下からの音が聞こえるか、また部屋の窓からの日差しを確認し、明るさも確認します。

部屋の内装はリフォームをすればどうにかなるものですが、外部からの音や光の具合は自身でどうにかなる問題ではないため、売主に直接聞いてみると良いでしょう。

私は上下左右の部屋から音が聞こえるかは必ず売主に確認するようにしています。

管理組合と共用施設

廊下やエントランスなどの共用部、ゴミ捨て場などが綺麗に保たれているかチェックします。

特に管理費が足りなくなってくると植栽から削るところが多いため、植栽があるマンションでは手入れが行き届いているかを確認すると良いでしょう。

またプールやジム、ラウンジなどの共用施設がある場合は施設の状態や利用条件の確認も忘れずに行います。

車や自転車を持っている場合は駐車場・駐輪場に空きがあるのかも確認ポイントです。

法的な事項やルール

住居表示やゴミ捨てのルールやペット飼育に関する規約などの制約を確認します。

内覧とは別のタイミングで管理規約を確認しても良いですが、実際のところどうなのかといったことは売主に直接聞いても良いでしょう。

感覚的な要素

間取りやレイアウトが自分のライフスタイルに合うかを考慮します。

写真や数値の上では問題なくとも、「内覧をすると何か違うな」と感じることがあります。

天井の圧迫感や雰囲気など、実際に足を運ぶことで五感で感じ取れるものがありますが、何か違和感を感じた時には気づかなかったふりをせず何が原因だったのかをよく考えてみましょう。

違和感なく実際に自分が住むイメージが浮かぶかどうかが重要です。

まとめ:後悔の無い内覧を通して納得のいく物件を見つけよう!

今回は内覧時にチェックするポイントや注意点、マナーについて解説していきました。

中古物件を内覧するときのポイントを抜粋すると下記のとおり。

・売主さんが居住中の場合にはマナーに気をつける
・事前に確認事項をまとめておく
・室内だけでなく外観や構造も確認する
・違和感なく住むイメージが浮かぶか

気になる点や懸念点がある場合には、「妥協しても後悔ないか」吟味しましょう。

魅力的な室内や高級感のあるエントランスに惹かれて気持ちが高まるあまり、ネガティブな要素が見えにくくなってしまったなんてこともあるかと思います。

また実体験になりますが、過去に某仲介業者に「最も重視するポイントを3つ挙げてください」と言われたことがありました。

「どこかで妥協は必要です」とも言われましたが、こちらは理想の住まいを探しているため妥協せず納得のいく物件を探し続けましょう。

マンションの内覧は、購入を決める上で非常に重要なステップです。

慎重に内覧を行い、満足できる新しい住まいを見つけましょう!

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