注文住宅の打ち合わせでは間取りを決めると同時に窓もセットで考えていくのですが、初めての家づくりで何からどう考るべきかとても難しいですよね。
窓の設置場所や大きさ、種類などを決める上ではほぼ設計士さんからのアドバイス通りに決定した我が家。
そんな経験談をもとに本記事では窓に関する情報を紹介していきます。
・県民共済住宅の標準の窓の数
・県民共済住宅で選べるメーカーやオプションについて
・設計士さんのアドバイスを元にした我が家の窓の選び方
窓の設置場所や選び方については、他ハウスメーカーや工務店で注文住宅を建設する方にも参考になると思うのでぜひご覧ください!
【2024年末に注文住宅が完成予定!】
アラサー夫婦+1歳娘+ネコ2匹の5人暮らし
3度のマンション購入&売却を経験
娘とネコが楽しく過ごせる家づくりを目指してます
住宅メーカー:県民共済住宅(建設地は埼玉県内に限定)
敷地面積は30坪弱、延床面積は約33坪
2023年度末に契約、2024年5月に着工!
<こんな家を建設予定>
3LDK+書斎/アイランドキッチン/2階リビング/広々LDK/3帖ファミクロ/猫用DIY
県民共済住宅の標準の窓の数
県民共済住宅では標準で設置できる窓の数は坪数や階数によって決められています。
手動のシャッター付き窓と小窓の2つのパターンでそれぞれ計算式があるので紹介していきます。
小窓の方はシャッターがつかない窓です。
手動のシャッター付き窓
手動のシャッター付き窓の数は、【坪数×0.25(四捨五入)】となります。
- 30坪:30×0.25=7.5 → 8ヵ所を標準で設置できる
- 40坪:40×0.25=10 → 10ヵ所を標準で設置できる
小窓
小窓の数は、階数によって標準内で設置できる小窓の数の計算方法が異なります。
- 平屋:【5ヵ所+坪数×0.1(四捨五入)】
- 2階建て:【7ヵ所+坪数×0.1(四捨五入)】
- 3階建て:【9ヵ所+坪数×0.1(四捨五入)】
我が家のパターンで計算をすると、2階建て33坪なので、
- 33坪:7+33×0.1=10.3 → 11ヵ所を標準で設置できる
ということになります!
その計算式は申込後にもらえる書面に記載されているのでご確認くださいね。
県民共済住宅で選べるメーカーやオプションについて
県民共済住宅で選べるメーカーやオプションなどについて見ていきます!
県民共済住宅で選べるメーカーはLIXILとYKK AP
県民共済住宅では「LIXIL」と「YKK AP」の2社から選ぶことができます。
- LIXIL:高断熱アルミ樹脂複合サッシ サーモスX
- YKK AP:樹脂窓APW330
大きな違いとしてLIXILはアルミサッシ、YKK APは樹脂サッシとなります。
樹脂サッシの方が性能面が良い反面、サッシの幅が広くなる=窓ガラスの範囲が小さくなります。
我が家が購入した敷地は日射があまり見込めないということもあり、少しでも窓面を確保したい&すっきりした印象にしたいということでLIXILを選択しました。
室内外のサッシは何色が選択できる?
LIXIL・YKK APで選択できるサッシの色を見ていきましょう!
LIXIL
【サッシ外側】
・オータムブラウン
・シャイングレー
・ブラック
・ホワイト
【サッシ内側】
・クリエベール
・プレシャスホワイト
YKK AP
【サッシ外側】
・ブラウン
・プラチナステン
・ブラック
・ホワイト
【サッシ内側】
・クリア
・ホワイト
どちらのメーカーも同じ色数から選択できます。
ちなみに我が家はサッシ内側を黒色にできないか相談しましたが、会社の決まりで黒は選択できないとの回答でした。
オプションで選べる窓の種類や金額
窓のサイズによってはオプションとして追加で費用が発生します。
我が家は下記項目で追加オプションとなりました。
- 電動シャッター追加(2ヵ所):106,300円
- オペレーターハンドルに変更(1ヵ所):13,000円
- すべり出し窓(3本):121,200円
電動シャッターは主寝室とリビングに設置し、すべり出し窓も同様に主寝室とリビングで大きめの窓に変更し追加OPとなりました。
基本的には、窓に関する追加オプションとなる項目として、
- 窓のサイズ変更
- シャッターを電動に変更
- 網戸の変更
- ハンドルの変更
などが挙げられます。
設計士さんのアドバイスを元にした我が家の窓の選び方
間取りを決めながら窓の場所も同時に考える流れで検討が進められていきましたが、基本的には設計士さんに提案いただいた場所に窓を設置することになりました。
下記記事にて窓の位置を決めた打ち合わせの内容を紹介しています。
我が家の場合は猫がいることから、換気としての機能を考えると同時に脱走防止策も考える必要がありました。
そのため日常的に換気する窓は、窓を開ける幅を自由に設定できるようにオペレーターハンドルやカムラッチを採用しています。
その他にも、
・換気のために開け閉めできる窓にすべきかどうか
・窓の内側外側の清掃が可能かどうか
・曇りガラスにすべきかどうか
・採光としての役割を考えた時に有効な場所にあるかどうか
などの観点から窓の設置場所を検討していきました。
素人が一から窓の位置を考えるのは難しいので、設計士さんから提案頂いた内容を元に詰めていくやり方がおすすめです!
どうしてもこの場所に窓を設置したいなどの要望があれば都度設計士さんと相談しつつ、風の通り道としての機能や換気窓としての機能が十分かも相談できると安心ですね。
まとめ:窓の設置場所やサイズ検討は難しい!
本記事では窓の設置場所や選び方について紹介していきました。
窓は光を取り入れる以外にも、換気や通風などの機能を持ちあわせていることから検討が難しいと感じます。
なかなか一から検討するのは難しいので、設計士さんから作成いただけるプランをベースに窓の配置や大きさを検討していくと次のステップに進みやすいのではと思います。
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