設計の打ち合わせも終わり、約1ヶ月後の着工を待つ我が家。
30坪という限られた敷地面積の中で、どうにか理想に近い間取りが出来上がったのではと思っています。
・家づくりにおける我が家のコンセプト
・間取りのゾーニングを公開
・我が家の間取りのポイントと特徴
本記事では我が家が間取りを決める上でのコンセプトやこだわりポイントを、間取りのゾーニングを見ながら紹介していきます!
【2024年末に注文住宅が完成予定!】
アラサー夫婦+1歳娘+ネコ2匹の5人暮らし
3度のマンション購入&売却を経験
娘とネコが楽しく過ごせる家づくりを目指してます
住宅メーカー:県民共済住宅(建設地は埼玉県内に限定)
敷地面積は30坪弱、延床面積は約33坪
2023年度末に契約、2024年5月に着工!
<こんな家を建設予定>
3LDK+書斎/アイランドキッチン/2階リビング/広々LDK/3帖ファミクロ/猫用DIY
家づくりにおける我が家のコンセプト
注文住宅を建てるにあたり、我が家が掲げていたコンセプトは以下の3つでした。
- 広々としたLDKで家族団欒のひとときを充実させる
- 猫がのびのびと快適に暮らせる
- 子どもの成長を見守る家づくり
広々としたLDKで家族団欒のひとときを充実させる
注文住宅を建てる上で最も実現させたかったのが広々としたLDKの空間を確保するということでした。
具体的な理由は間取りを決めるときにこだわったポイント9選!の記事にて紹介していますが、家族で共有する時間が長いLDKの空間を最も充実させたいという思いがありました。
居室面積が狭くなってでもリビングの広さを可能な限り広げることを目指して間取りを決めていきました。
猫がのびのびと快適に暮らせる
我が家には2匹の猫と暮らしており、のびのびと快適に楽しく過ごせる家づくりを真剣に考えていきました。
元々マンション派だった我が家が戸建ての購入を決めたきっかけの一つになったのも猫ちゃんとの生活を考えてのことでした。
特に2年ほど前に来た猫(ベンガル)は運動量が凄まじく、当時住んでいたマンションでは物足りなさを感じている気がしてならず…
2階建てで上下運動も十分にできる戸建て住宅は、我が家にとって非常に魅力的でした。
また注文住宅にすることであらかじめ猫用スリット(扉)やトイレ空間、キャットウォークなどを十分に配置すべく間取りを考えていきました。
子どもの成長を見守る家づくり
子どもが元気に走り回っても下階を気にしなくて良いというのも戸建てのメリット。
特に小さいうちはリビングで過ごす時間が圧倒的に長いということで、限られた期間だけでもキッズスペースとして利用できる場所を設けようということになりました。
また必要に応じて、リビングの端っこに机を置いて勉強スペースを設けることも可能です。
リビングを中心にフレキシブルに対応できるよう余白を多く残しておこうということも考えました。
間取りのゾーニングを公開
そんなコンセプトを掲げた我が家が行き着いた各階間取りのゾーニングを紹介します。
その前に我が家の基本情報を簡単に記載しておきます。
<基本情報>
3LDK+書斎+キッズスペース
建築面積/約56㎡
延床面積/約108㎡
1階床面積/約55㎡
2階床面積/約53㎡
建蔽率の問題もありつつ限界まで床面積を確保してもらった結果、延床面積は100㎡以上確保することができました。
1階の間取りのゾーニング
凡例に記載のとおり、グレーの点線は人と猫の両方、青の点線は人のみ、オレンジは猫のみ通れる動線を表現しています。
グレーの点線は廊下となっており、廊下に接する部屋には全て行けるようになっています。
ところがROOM1と記載のある主寝室だけは廊下と接しておらず…
ROOM1にはファミクロを通ることで辿り着けるようにした一方、ファミクロからは猫の毛を徹底的に排除すべく猫の立ち入りはできないようにしました。
そのため猫はシューズクロークの奥にあるスリッドを通って主寝室に入れるようにしました。
トイレは階段下に配置されていますが、階段下には他にも1mほどの高さの空間に猫用のトイレと収納スペースも確保しています。
2階の間取りのゾーニング
そして広々LDKを確保した2階はこのようなゾーニングとなりました。
書斎やキッズスペースとして利用する空間以外は、ほぼLDKの機能しかありません。
書斎とキッズスペースの関係ですが、2階と同じ高さにキッズスペースがあり、階段を数段登ると書斎に行けるというつくり。
スキップフロアのような感じではありますが、キッズスペースはあくまでも床下収納という位置付けになります。
そして不思議なところにあるオレンジの点線。
1〜2階を行き来する扉は、猫と小さい子どもが共存する上で危険を伴います。
猫が行き来できるよう扉を開けっぱなしにしておくと、ベビーガードを設置するとはいえ子どもが落下する可能性を考えると恐ろしく…
ということで猫用のスリットを別に設けました。
猫はリビング側のスリットを通って階段に着地することでリビングにも自由に行き来できるようになりました。
我が家の間取りのポイントと特徴
我が家の間取りのポイントと特徴は以下の4点。
・来客同線と生活動線を分ける
・人間動線と猫動線を一部分ける
・ファミクロは洗面所や居室に近い場所に配置
・下部収納をキッズスペースとして活用
来客同線と生活動線を分ける
我が家は来客同線と生活動線を完全に分けた間取りとなっています。
玄関を入ってすぐに階段がありそのまま2階のリビングに上がることで、1階にある居室などのプライベート空間は通ることのない間取りとなっています。
人間動線と猫動線を一部分ける
我が家ではペット用スリットを用いることで、人間と猫の動線を一部分けています。
ペット用のスリットは全部で4ヵ所設置しており、猫だけが通れる場所もあればファミクロには入れないなどの工夫を取り入れました。
なぜ動線を一部分けることにしたのか、その理由は
- 猫トイレからの砂の持ち出しを最小限にする
- 衣料品を収納するファミクロには猫の毛が入らないようにする
の2つが大きな理由です。
猫トイレからの砂の持ち出しを最小限にする
猫を飼っている方はご存知のとおり、猫がトイレをする砂は肉球に挟まったり砂かきをすることでかなりの範囲に飛び散ります。
掃除をすれば済む話であるのですが、我が家にはまだ小さい子どもがいるため猫砂を誤飲するリスクを減らしたいと考え…
猫トイレは扉付きの収納の中に納め、猫がトイレをする際はスリットを通るという仕組みにしました。
四方を囲われていることから猫砂が飛び散る可能性を減らすことができ、清掃の際は収納扉を開けることで掃除が可能となります。
衣料品を収納するファミクロには猫の毛が入らないようにする
我が家にいる2匹の猫のうち1匹はノルウェージャンフォレストキャットという大型の長毛猫。
抜ける毛の量も凄まじく、少し抱っこしたしただけでTシャツは猫の毛まみれになります。
毎回コロコロしたり猫の毛を取り除くのは大変なので、衣料品をしまうファミクロだけは猫が入れないようにすることにしました。
その代わりにファミクロの先にある主寝室にはスリットを通ることで辿り着けるような工夫を取り入れました。
ファミクロは洗面所や居室に近い場所に配置
1階には洗面所や居室に近い場所にファミクロを配置しました。
洗面所で畳んだ衣服を収納する場所は可能な限り近くすることで、家事の効率アップをはかりました。
また衣服のほとんどをファミクロに収納する予定のため、起床後すぐに着替えるには便利という理由から居室も近い場所に配置することに。
下部収納をキッズスペースとして活用
ゾーニングを考える中で、書斎とキッズスペースのどちらかしか床面積を確保できないという事案が発生。
方法を模索する中で思いついたのが床下収納という考え方で、部屋の高さを140cm以下とし収納として使用する場合には床面積に参入されないとのこと。
娘が小さいうちはキッズスペースとして利用し、その後は収納として活用することで、書斎とキッズスペース両方の空間を確保することができました。
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まとめ:コンセプトを決めると間取りに落とし込みやすい!
本記事では30坪我が家の間取りのゾーニングと間取りの特徴を紹介していきました。
間取りを決める際にはこだわりたいポイントを考えておくと良いですが、その前に大きなコンセプトを家族で共有することもおすすめ。
最初にコンセプトを決めることで、そこから間取りに落とし込んでいく際により具体的にこだわりたいポイントを見つけられるからです。
間取りの決め方は様々ありますが、もし間取り決めに悩んでいる方は是非参考にしてみてください!
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